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                     2002.5月6月

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6月30日(日)雨
ツバメの子が2羽となってしまった。朝起きてみると1羽減っているではないか。こうなったら夜は保護して昼間だけ巣に戻すという方法で子どもを守るしかないと思う。

6月29日(土)曇り
ツバメの子が巣から落ちていた。かなり弱っていたが巣に戻してやった。が,また落ちていた。もう動かない。5羽いたはずなのだが現在は3羽となった。カラスかモズに1羽はやられたのだろうか。敵は朝やってくるらしいからできるだけ新聞を早く取りに行かねばならない。親ツバメも1羽しかいないように思えて仕方がない。憎きカラスめ!

6月27日(木)晴れ
サニーのコマーシャルが気になっていた。「リンゴーの木の下でーー」というあれ。生協のカタログ販売でとうとう見つけた。3500円(CD2枚組)。おおたか静流(しずる)というアーティストだ。知らなかった。七色の声の持ち主らしい。コマーシャルソングのほとんどを歌っているとか。「アカシアの雨がやむとき」「じんじろげ」「夏の日の想い出」「夜来香」などがなつかしい。この人のオリジナル曲もある。
週刊朝日に山下惣一さんの新刊案内があった。『産地直想』(創森社)。さっそくamazonに注文した。それといっしょに載っていた『はじめての民事訴訟法』という本も気になったのであわせて注文した。少し法律のことも読んでみようと思う。

6月23日(日)曇り
ブルーベリー実生の鉢上げをした。福田さんのアドバイスで1本ずつ性質が違うだろうから名前を付けておいたほうがいいということだが名前がまだ思いつかない。
気になっていたシャコバの杢キリンに接いだ鉢も鉢替えをした。これで少しは元気になってほしい。

6月22日(土)晴れ
挿し木にしていたキクイモを畑に植えた。これからは水がたっぷりとやれるから安心である。畑のブルーベリーも生きかえり実が大きくなったように思える。
ブルーベリーの接ぎ木挿ししたものも鉢上げをしたが,中の数本は根が出ていなかった。そっと元へ戻したが,大丈夫だろうか。
ツバメの子は4羽確認できた。どうかカラスなどにやられないよう無事に育ってほしい。


6月16日(日)晴れのち曇り
ブドウの袋かけをした。日やけと病気の予防になるらしい。
ツバメは孵化したようだが,まだ子の声は聞こえない。

6月15日(土)晴れ
畑に水道を引くことができ,思う存分作物に水をやることができるようになった。近所の方のお骨折りのおかげだ。畑のブルーベリーも生きかえった。
藤沢周平著『三屋清左衛門残日録』を読み始める。平行して『その日本語,通じていますか?』柴田武著(角川ONEテーマ21)もめくっている。

6月9日(日)晴れ
きょうも朝日が強く,ブドウの葉陰がありがたい。
熊倉一雄(海賊トラヒゲ)さん率いるテアトルエコーの芝居が本日ある。その舞台装置をトラックからおろす「荷下ろし」の手伝いに文化センターまで行ってきた。今回の出し物は『ら抜きの殺意』。相当大がかりな装置だった。10トン車にぎっしりと入っており,舞台に携わるスタッフの人も大勢だった。スタッフはこのあと午後3時の開演までに,大急ぎでおろした舞台装置を全部組み立て,芝居に備える。照明装置も音響装置も同じだ。
われわれ観る者にとって日曜日のマチネーはありがたい。
その帰りに港を通った。プレジャーボートの桟橋(友が係留している)付近からわが家の方角をながめたが,けっこういい感じじゃないか。潮の香りを感じながら,山の緑(荒れた畑)のなかにある家々。地中海のリゾート地を思わせる。なーんてね

6月8日(土)晴れ
このあいだ何の気なしにインターネットラジオでFM大阪を聞いていたら心地よい音楽が入ってきた。バイオリンとアコーディオンのデュオだが妙に調子がいい。[TENGO」という女性グループだそうだ。コンビを組んで4ヶ月ばかりだそうだが息のあった絶妙の演奏にうれしくなった。amazonでCD『KISS OF FIRE』を注文したらもう来た。さっそく聞きながらゴロゴロしている。「黒い瞳」や「ボラーレ」「熊ん蜂の飛行」などがいい。
ツバメのほうは落ち着いたようだ。巣の下のドアの開け閉ても気になろうが我慢しているみたいだ。カラスよけにCDをぶら下げてやろうかと思うがツバメが嫌ったら元も子もないので迷っている。

6月2日(日)晴れ
まだ安心はできないが,ツバメはわが家の中古巣を子育ての場に決めたようである。どうかカラスや雀に荒らされませんように。
ハーブの王様「バジル」をプラグトレーに植え替えた。この葉1枚あればサラダもスパゲッティもぐんと味がよくなる。

6月1日(土)晴れ
家の周りの水田は少なくなったが,それでも夜はカエルの鳴き声が聞こえてくる。ときおり岡山県の県鳥?ホトトギスの「てっぺんかけたか」「特許許可局」という鳴き声も遠くに聞こえる。やはり夏だ。気温もかなり上がったし蒸し暑い。
きょうはおもしろいものを見つけた。友からもらったアンズの苗木の鉢に小さい虫がかなり付いている。目をこらすとカマキリの幼虫たちだ。これは益虫なのでレモンバームの株に留まらせ害虫を食べてもらうことにした。ブドウの葉にも留まらせばよかったかな。
ブドウは肥料の加減か木の勢いのせいか,花振るいをして実の留まり具合が悪い。まあ自家用だからそんなに気にしなくていいかとも思う。

5月31日(金)曇りのち晴れ
弁護士大平光代さんの新著『応援します,あなたの旅立ち−副題(大平流「独学」のすすめ)』(講談社)をカバンに入れて持ち歩いていたのにだめだった。
職場から駅に向かう途中,バンダナを頭に巻いたバックパッカーと思われる外人にホテルの場所を聞かれた。ガイドブックを指し示しながら英語をしゃべっているようである。ビジネスホテルを探している。ガイドブックに記されたホテルは現在某大学の研修センターになっていた。いつもその前を通って職場に行くのだからわかる。だが今はもうないのだということが伝えられない。じれったい。「クローズ・・・・」とか単語も出てこない。やっとの思いで彼のガイドブックにある「まきび会館」(宿泊施設)を示して「リーズナブル,プライス」とか自分でも訳のわからないことをならべたてそっちを勧めたつもりだ。大汗をかいた。半分怪訝そうにうなずきながらそっちの方角へ歩いて行ったから,ほかのだれかに聞いてくれるだろう。
あらためて大平さんのすごさを思う。ほとんど独学で司法試験を一発で合格し,主に少年事件を担当しながら英語と韓国語を勉強し続けているすごさを。この人からの知恵を1パーセントでも自分のものにできたらいいなときょうはつくづく思った。

5月26日(日)晴れ
やはりツバメはわが家の巣を気に入った風には見えない。玄関のドアの開け閉てを頻繁にするといやがると思い,勝手口から出て様子をうかがうが,巣に居着こうという気配が今ひとつない。まあよく考えて決めてくれ。ほかからの引き合いはひとつもないのだから。
ブルーベリーはこれから毎日水やりが必要だ。油断していたら青い果実にしわができ,葉はしおれかけていた。
ブドウの葉による現在の遮光率は50パーセントといったところだろうか。

5月25日(土)晴れ
きょうこそが五月晴れというのだろう。山の荒れた畑というか山林というか,雑木の緑がまぶしいくらいよく繁っている。師匠と草取りをした。カボチャとスイカを植えているので雑草にやられないうちに削ることが肝心だ。山の畑に来るのもこの時季だけだろう。かんかん照りとなる真夏などは近寄ることもしなくなる。ついでに梅も収穫した。今年はアンズが採れなかったので梅酒を作るらしい。

しばらく空き巣となっていたツバメの巣に若いカップルと思われる二羽が様子をうかがっている。
「いろいろ物件を見て回ったがそろそろ決めようか。ここのはちょっとドアの上になりうるさそうだし,玄関灯もあったりであんまり上物とは思えないがまあ我慢するか」「そうね,おなかも大きくなったし卵を産む準備もしないとね」
といっているかどうか,まだはっきりとは決めかねているようである。

5月19日(日)雨のち曇りのち晴れのち雨
一時は強い日差しもあったが畑に行っていたらにわか雨にやられた。生活習慣病,特に糖尿病にいいといわれているキクイモを植えた。というより挿し木をした。
ユスラウメも赤く熟れた。ユスラウメはなつかしい味である。むかしわが家にはなかったので,前の家のおじいさんが「食べていいよ」といって子どもらに自由に取らせてくれていた。色とりどりの経木で編んだ「ゆすらかご」という小さいかごが,四国の土産物だったことも思い出す。
T&Fの福田さんに見ていただき,そのようであるブルーベリーの実生苗。養成すれば3年後に実がなる。楽しみだ。

5月18日(土)曇りのち晴れ
梅雨が来たのかと思うほど雨がよくふる。卯の花が満開だ。稲作をする農家だったら,このあたりでは苗代準備に忙しい時季だ。職場のKさんもきっときょうは大忙しだろう。
通販で買った果樹の苗木を鉢に植えた。ジュンベリー(バラ科落葉低木)といい,ブルーベリーより甘いとカタログにはあったがほんとうだろうか。
ブドウの葉の茂りをよしずの代わりにしようと思っているので,茂り方が今ひとつさみしい。枝の位置をあっちこっちにずらしてみるがしっくりといかない。今年は無理か。

5月12日(日)晴れ
母の日を尻目に山の仲間と蒜山(ひるせん)へ遊びに行った。中蒜山のすそ野にキャンピングカーを据えている友の隠れ家がきょうの遊び場。それぞれに釣りをします,バーベキューをしますと喜び勇んだのであります。現地に着いたがまず草刈りをし,食材の買い出しに。魚も現地調達(地元のスーパーで)。まず焼き肉といか焼きをした。うまい。なにもかもがうまい。水も地下からわき出るほんものだ。
蒜山ジャージーランドでは特製のアイスクリームを食べた。これまた最高。
そのあと仕上げは関金温泉へ。入湯料200円の共同浴場。ちょっとぬるめだがいい湯だった。

5月11日(土)曇りのち晴れ
昨日のテレビで見たカブトガニ饅頭を笠岡まで買いに行った。大きな饅頭で期待どおりおいしかった。笠岡は15年前,勤務したところでもあるので,ちょこちょこお世話になっていた薬局にも寄せてもらった。店長さんはさすがに元気印だった。笠岡のアンテナショップでもあるようだ。
行きつけのホームセンターで3割引の植木鉢(10号)を買った。これにブルーベリーを植え替えた。
あしたは母の日。はや師匠にはお花が届いた。

5月5日(日)晴れ
山陽放送のおはようネットワークのフラッシュジャーナルで声が聞かれる評論家佐高信(さたかまこと)氏と,宮部みゆきさんが対談している様子が載っている『司馬遼太郎と藤沢周平』を読んだ。佐高さんは辛口の評論で有名。きのうの山陽新聞にも「有事関連法案は憲法と真っ向から対立する法案だ」と述べていた。この本ではお二人が藤沢周平の小説を熱く語っていた。『風の果て』を読んでみようと思う。
きょうはうちのあーさん(二男)の誕生日。この子らが戦争に巻き込まれるようなことにはなりませんように。

5月4日(土)曇りのち雨
気になっていた所の草刈りをしたら雨がふりだした。それをいいことに家でゴロゴロする。連休用に買った本を並べてながめる。重松清著『エイジ』(朝日文庫),佐高信著『司馬遼太郎と藤沢周平』(光文社知恵の森文庫),村上龍著『eメールの達人になる』(集英社新書)。どれもおもしろそう。窓からブドウの棚をながめながら『趣味の園芸作業12ヶ月ブドウ』(NHK出版)も開く。5月の作業項目ではいろいろしなければならないことがある。新ルの摘心,副梢かき,房の整形などなど・・・・とまるでブドウ農家みたい。1本しかないのに。

5月3日(金)晴れのち曇り
きょうは憲法記念日。なのに日本国憲法が骨抜きにされているのではないかと思われ,夜もおちおち寝られない。
ずーっと頭痛がつづいているのもそのせいだろうか。
ニガウリの垣を見に行った。かたわらのクルミの木に雌花が咲いていた。今年はたくさんなりそうである。

5月2日(木)晴れ
東京の福田さんにお世話をしていただいたピートモスが残り少なくなっていたが,近くの農業資材屋さんから酸度無調整のものが手に入った。これでしばらく持ちそうだ。
ブドウの葉っぱが葦簀の役目を果たしてくれるようになるのは5月の終わりだろうか。ブドウは新梢1本に一房つけることにした。それでも多すぎるかもしれない。
今年もサクランボがたくさんなった。ちょっと酸っぱい。