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12月30日(火)晴れ
餅つき機による餅つき?もすみ,ミカン摘みも少しした。
正月用の本も数冊仕込んだ。関口芙沙恵著『修羅の川』(光文社)。「宮部みゆき氏絶賛」と本の帯にあり,買った。
もう一つは渡辺正著『朝食抜き!ときどき断食』(講談社+α新書)。これで食生活が変わるかも
12月28日(日)晴れ
昨晩は山の仲間と忘年会をした。山の畑の小屋で薪ストーブを焚きながらのカキの土手鍋を囲んだ。
S藤料理長によるカキづくしだった。大根おろしをたっぷり入れた酢ガキ,殻付きを炭で焼いたもの等々。
ひとつ失敗だったのが,ストーブの下に敷いた皿が床板に直だったので,輻射熱で床板を焦がしてしまったことだ。コンクリートブロックでかさ上げして急場をしのいだ。
寝袋にもぐって夜を明かした(途中から寝たような?)が寒かった。夜中にトイレに立つこと数回。それにしてもT部氏はいびきをかいてよく眠る
。
朝日がきれいだった。
12月23日(火)晴れ
神経痛の治った師匠は正月の注連飾りを作った。作り方を傍らで見て覚えればいいのだが,落ち葉を焚くのに専念した。午後は焼き芋を食べた。白い芋と紫の芋とどちらが甘いかと言えばムラサキイモだった。福田さんもムラサキイモの焼き芋を食べたという(12月21日の「自然日記」)。たしかポリフェノールが多く体にいいらしい。
今日の新聞の書評に堀江敏幸さん,岩坂恵子さんのが載っていたので図書館で借りた。『いつか王子駅で』(新潮社)と『雨のち雨?』(新潮社)。よかったら次は買うことにする。
ホームセンターのチラシでブリキの薪ストーブを見つけた。去年から探していた。3980円。ふたの部分が5サイズの金輪になっており,ヤカンや鍋が直に置けるようになっている。だいたい耐用年数が2年という。それがまたいい。さっそくブリキで皿を作り,山の小屋へ置いた。
12月21日(日)晴れ
いざ年賀状を書こうと,いや刷ろうとしたらプリンターが壊れてしまった。デオデオに修理の問い合わせをすると年内は無理という。弟のプリンターを借りることにした。たすかった。手書きをしなくなって久しい。毛筆印刷ソフトというものを使っているのだがなんだかおかしいとは思う。裏も表も肉筆部分がないのである。しかし便利だ。
このところパソコンの調子もおかしい。スムースに起動してくれるかなといつもはらはらする。
12月19日(金)雪
風が強く,みぞれから雪となったが積もるほどではなかった。
予約していた重松清さんの『愛妻日記』(講談社)が届いた。帯には「初の性愛小説集」とある。ちょっとやばいのでこっそり読むことにする。感想は書かない。
12月18日(木)晴れ
重松さんの『送り火』(文藝春秋)。なんと心地の良いことか。読み終えて,「こだま」号の車窓から目にする流れる夜景が余計にその気持ちを深くする。『流星ワゴン』のときもそうだった。無性に亡き親父さんを思い出す。いつも自分を勘定に入れず,ただ家族の喜ぶ顔を見て喜んでいたのだと。それを疎ましくさえ思っていた罰当たりがいまここにいる。
その親父さんの連れ合いは神経痛が治ったと喜び,畑に行ける日を心待ちにしている。
12月17日(水)
広島の昼間は雨が降った。
新幹線の中では森永卓郎さんの本を,家では小林カツ代さんの本を読んでいる。小林さんの『実践料理のへそ!』(文春新書)は読むだけでおいしい。実践して作ればもっとおいしいだろう。
12月14日(日)晴れ
きのうに引き続き稲ワラをいただきにでかけた。田んぼの日だまりでワラを束にする。小春日和のような陽気で周りをメジロがしきりに飛び交う。よく見ると友人の田にもヤーコンがたくさん植えられているではないか。尋ねるとお姉さんが植えたとか。りっぱな株立ちだった。かなりの芋が付いているだろう。きのう,ヤーコンの粕漬けの準備をしたという話をし,「ふたりでヤーコン生産組合を作ろうではないか」という話にもなった。
もらってきた稲ワラを山の畑まで持って行き,栗の苗木の株もとに敷いた。これで防寒ができるであろう。
ミカンのつみ取りもした。
12月13日(土)晴れ
久しぶりの畑仕事。といっても人が作ったものを収穫するだけ。ジャガイモを掘った。秋のジャガイモは数は少ないが一つひとつが大きい。プラスチックのコンテナに1杯穫れた。新ジャガのポテトサラダはうまいぞー。
ヤーコンも掘った。こちらの畑のは大きかった。
午後は友人の家に稲わらをもらいに行った。作物のマルチには稲ワラはとてもいい。それにこのたび作った囲炉裏に入れるワラ灰にも使うので大助かりだ。何年ぶりだろう。稲ワラを大きな束にするのは。稲を作らなくなってひさしい。今思うと稲でも麦でも捨てるところはないのだなあと。麦わらは麦桿真田(ばっかんさなだ)の材料に。子どものころは小遣い稼ぎに真田ひもを麦わらで組んだものだ。しみじみ・・・・
12月12日(金)晴れ
重松さんの『送り火』をこわごわながらも読んでいる。しかし,重松さんのこと,最後はほっとさせ,気持ちの良い余韻がずーっと残る。アーバン,ホラーというもののひとびとのほんとうにありそうな日常が描かれている。
12月7日(日)晴れ
きのうとうってかわり風が冷たい。部屋の中へは暖かい日差しが入る。柏島神社のお太夫さんが来られ,新しい年を迎えるための御幣を切ってくださった。年の瀬の感が強くなり,年賀状もそろそろ準備しなければならない。というだけでせっぱ詰まらないと始まらないのがいつもの習いだ。
重松清さんの新刊『送り火』(文芸春秋社)を手に入れた。アーバン,ホラーとはどんなのだろう。
同氏の12月出版予定の『愛妻日記』(講談社)も予約した。
12月6日(土)曇りのち雨
山小屋の中に囲炉裏をO熊氏が切ってくれた。パイン材で上手に囲炉裏の枠を作った。この中にわら灰を入れればできあがり。
小屋の前に植えていたヤーコンを堀上げたが芋は小さくあまり自慢できない。来年を期して種芋を土の中に埋め戻した。挿し木でふやしたものはまだ葉が青々とし,花も咲いていたので,霜がふるまで堀上げるのを待つことにした。
11月29日(土)雨
今週は風邪で仕事を休む日もあり,体調がすぐれない。今日も何もせずごろごろして過ごした。これからの作業をあれこれ思う。ブドウのお礼肥をまだやっていなかった。ミカンも摘まなければならない。ヤーコンをほりあげたら種芋部分は室の中に保存しなければならない。ブルーベリーの剪定,植え替えも必要かもなー。
クラス会の当番幹事でもあり気になる。まさに師走が目前である。
11月24日(月)曇り
朝がかなり冷え込むようになった。シャコバサボテンを家の中に取り込んだ。
黄色い花は温度が低いと赤みを帯びる。また霜にも弱い。凍結させて枯らしたことがあるので今年は早めに入れた。
午後から前進座の歌舞伎「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)」を観た。大見得とせりふがいい。日本のミュージカルもシェークピアにおとらずすばらしい。
11月23日(日)晴れ
芋掘りの続きをした。動力一輪車の活躍だ。コンテナに約5杯,白い芋,紫芋,金時芋,全部を取り入れることができた。わが師匠は神経痛のため取り入れができなかったのでみんなにめいわくをかけたと言うが,収穫はたのしい。植えてあればこそ収穫ができる。できるだけ作り方を今のうちに見習ってやってみようと思う。
天気はよかったが東風が吹いていたので明日は雨かもしれない。
11月22日(土)晴れ時々曇り
近所のひとがヤーコンを掘りあげたので,その種芋部分をいただいた。これを貯蔵して,来年は大量にヤーコンを収穫するぞー。
アタゴガキを摘みとり,渋抜きの準備をしたが焼酎を切らしていた。ホワイトリカーを買ってきてもらい,柿をポリエチレンの袋へ入れ,これを振りかけ密封した。20日ぐらいすると渋が抜けるだろう。
弟たちが山の畑の芋掘りをしてくれた。
宮部さん原作の『R.P.G.』(集英社文庫)がテレビドラマ化され,今晩放映された。文庫書き下ろしのもので確かに読んでいるのだが,ぼけが始まっているせいか,かなりストーリーを忘れていた。だからドラマはかえって新鮮だった(^o^)。そしてしみじみと考えさせられ,宮部ワールドおそるべしと改めて感じる。
今読んでいる『誰か』も,「事件は小さいけれど悩みは深い」(本の帯の惹句)とあるので,手でなでながら味わっている。
11月16日(日)晴れ
案内をいただいたので,くらしき作陽大学の学園祭に行った。今年は図書館のテーマがロシア展〜音と食への旅〜というものだった。ロシアに関する文化を音と食で表現していた。中でもロシア人によって発明された電子音楽テルミンの体験コーナーがあり,体験してみた。ユーホーが飛んでいるような妙なる音が出る。手のかたちの変化と移動だけで音程と音量が変わり,なかなか曲を弾くとなるとむつかしい。ボルシチというのも食べた。
午後からは広島県立美術館のモネとルノアール展に。こちらも小春日和の木立の中の美術館だから人出が多かった。
宮部みゆきさんの書き下ろし『誰か』(実業之日本社)を買った。帯に「2年ぶりの現代ミステリー,待望の書き下ろし」とある。
11月15日(土)曇り
親戚からもらったタマネギの苗を植えるのを手伝った。神経痛の母は痛み止めが効いているときに植えると言い,早々と畑に行っていた。タマネギにも種類があり,早生,中早生,晩生と3種類ある。きのうのうちに弟が畑を耕してくれていたので,植え床(ベッド)を鍬で作ればよいだけだった。師匠曰く「タマネギは簡単なんだ。作り方をよくおぼえておけ」と言われた。
通勤途中に聞くラジオで紹介された本を2冊買った。北野大著『北野家の訓え』,岸朝子著『沖縄料理のチカラ』(いずれもPHPエル新書)。『北野家の訓え』はあのたけしさんのお兄さんの著したもので,偉大なる兄弟を育てた母「さき」さんからうけた訓えを書いておられる。『沖縄料理のチカラ』は伝統的な沖縄料理を紹介しており,それらが健康食の根源であると説いている。
11月9日(日)曇りのち雨
選挙をすませ,きのう買ったツルハシ(バチヅルの先)の柄を別のホームセンタに買いに行った。案の定,柄の方が高い。1680円。
いよいよ開墾に精出さなければならない。
苗木のコーナーに「天津甘栗」と名札のついたものを見つけた。一瞬駅の売店で売っているあの紙袋を想像した。
あれがそのまま成るわけではないが,渋皮が簡単にとれる品種だろうか。ここは1本買うことにした。
宮部さんの書き下ろし作品『誰か』(実業之日本社)が11月15日に発売になるそうだ。最近ではネットで立ち読みができる。
11月8日(土)曇り
週末に風邪をもらったようで声の調子がおかしい。それでも国道べりのホームセンターが店じまいのため半額セールをやっているというので行ってみた。DIYブームといえどもやはりこの業界も苦しいようだ。
めぼしいものはあらかた売れており,まー買っておけば便利かなというものしか残っていなかった。
ツルハシも先の金属部分しかなく,それにあう柄がない。迷ったが買った。これこそ槌より柄の方が重いじゃなく高いということになるのだろう。これで開墾をするぞう
11月2日(日)曇り
頭痛と目の痛みに悩んでいたが今日はどうやら治まったようである。それでも一日ぼーっとして過ごした。
長男が友だちの結婚披露パーティに出席のため,きのうから我が家へ帰っている。あまり話をする時間もなかったが,若者もかなり仕事に疲れている。それでも選挙だけは行くようにと言った。明日は阪神タイガースの優勝パレードがあるのでとそそくさと帰って行った。
11月1日(土)晴れ
U野さんにいただいたヒラタケのほだ木をやっと土の中に埋めた。これでヒラタケが毎日のように食べられる?
シャコバサボテンの早咲き種が満開
諸田玲子さんのお鳥見女房の続編『蛍の行方』(新潮社)を読み始める。この本はとても楽しい。