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2月28日(土)晴れ
我が家の梅も満開である。暖冬のわりには咲くのが遅かった。
U野さんにいただいたタラの芽の促成栽培をした。といっても一芽ずつにした枝を水を張ったバケツに入れ,それを居間に置いただけ。タラの芽の天ぷらは絶品だ。

2月22日(日)晴れのち曇りのち雨

あるおうちの小庭の紅梅が真っ盛りに咲いていた。3月の陽気が続いたので一気に咲いたのだろう。
本屋のはしごをして買ったのが2冊。ひとつは生島ひろしさんの朝のラジオ番組で紹介されていた安保徹新潟大学教授の『免疫革命』(講談社),もうひとつは重松清さんの『卒業』(新潮社)。どちらの本も元気が出そうである。子どもたちに読んでほしいと思う。
2月16日(月)晴れ
土曜日の午後の風はやはり春一番だった。確実に春が来ている。
春が来る前に草刈りをすまさねばと思う。しかも草を刈っただけではだめだ。葛の根を掘り起こさねばタラの木を植えることができない。


2月14日(土)晴れのち一時雨
小梅が咲いていた。山の畑に吹く風は春を思わせるように冷たくない。刈り倒していたノイバラの枝を集めて燃やした。溶接用の手袋をはめて枝を集めたが,それでも体のあちこちにトゲがひっかかり閉口した。
午後から雨が少し降った。乾燥した空気にいいお湿りだった。風も強く吹いた。春一番というのだったのだろうか。
きのう駅の売店で目にとまり買った倉島厚さんの『やまない雨はない』(文春文庫)のページをめくる。
(「伴侶とのわかれ」「うつ病」・・・・幾多の壁を乗り越えた感動の手記)と帯にある。あのおだやかな語りでNHKの天気予報をしておられた方にすさまじい日々があったとは

2月10日(火)晴れ

パソコンのトラブルが続き,追い打ちをかけるように仲間と運用している新メーリングリストへの参加がうまくいかない。何回もデータの復元をやったためかもしれない。
しばらくパソコンを休めるのもいいかもしれない。
明日は芝居を見る日でもあるので,本棚から『アントニーとクレオパトラ』(シェイクスピア(小田島雄志訳))を引っ張り出して眺める。ちょいとむずかしい。

2月5日(木)曇り
出張先の天気は大雪だった。車窓からの景色も真っ白でとてもなつかしかった。
昼食を食べた食堂の前の水槽にはオオサンショウウオがいた。体長が1.5メートルくらいはあっただろうか。
帰りに書店で小関智弘さんの著作『職人学』(講談社)を見つけた。またこの人の端正な文に出会うことができる。


2月4日(水)曇り
暦の上では春が来たが,まだまだ寒そう。職場の窓から雪がちらちら舞うのが見えた。梅が咲くのも今年は遅い。
唯川恵という直木賞作家の文庫本をたまたま買った。作家としての実績は長く,120冊以上あるそうだが知らなかった。『刹那に似てせつなく』(光文社)は逃亡ミステリーだが,主人公のせつない思いが強くせまり,ぐいぐい引き込まれた。ほかのものも読んでみたい。

1月30日(金)晴れ
今朝のラジオで紹介された高田明和教授の『脳がいつまでも若々しい人老けやすい人』(三笠書房)をさっそく買ってみた。脳細胞は70歳になっても増え続けるという。それも心がけ次第で脳の機能がアップするそうである。少し希望がもてるかも。この間,大山で行き会った人の名前が思い出せなくて,いよいよ来たなと思ったことがある。タレントの顔を見て名前が出てこないのと同じだ。逆に名前からは顔が想像できるのにである。これは右脳がアナログ的なものを記憶する領域であるのと,左脳がデジタルな記憶を分担することの違いのようである。
ともかく脳に悪いことをしないように心がけるとする。くよくよするのがよくないとのこと

1月25日(日)晴れ
新倉敷駅までに行く途中の川に終日氷が張っている。連日肌を刺すような寒さが続く。案の定サボテンのいくつかをだめにした。
午後から山の畑に行き,少しばかり草刈りをし,梅の剪定をした。つぼみがふくらんでいる。
薪ストーブを燃やしぼんやりと過ごした。風が強かったが小屋の中には日差しも入りぽかぽかと気持ちがいい。

1月21日(水)曇り
ぐーんと冷え込む。明日はマイナス5度の予想。クジャクサボテンのしまい忘れたのを家の中に取り込む。凍結してしまうとそれまでなのだが毎年同じことを繰り返す。
このあいだからパラパラとめくっている夏石鈴子氏の『新解さんの読み方』(角川文庫)はおもしろい。さらにサイトにも「新明解国語辞典を読む」というのがある。これもおもしろそうである。

1月18日(日)晴れ
きのうとはうってかわり,暖かい日差しがあり,過ごしやすかった。次男はきのうに引き続きセンター試験に出かけた。
年末に摘み残してしまったミカンを摘んだ。ネーブルオレンジも段ボールに2杯摘んだ。まだ残っている。

1月12日(月)晴れ
何年か前に赤瀬川原平さんの『新解さんの謎』をよんですっかり三省堂の『新明解国語辞典』(新解さん)のファンになった。
その草分け的編集者,『新解さん』のおもしろさを赤瀬川さんに焚きつけたご本人である鈴木マキコ改め夏石鈴子氏による『新解さんの読み方』(角川文庫)をキヨスクで見つけた。こっちが元祖だったのだ。
幸運にも『新解さん』の「第四版」と「第五版」を持っている。この本を片手に第四版と第五版の比較研究ができるというものだ。とにかくかなり個性的な人格?(好きだが)を持った辞書なのである。

1月11日(日)晴れ
午後からブドウの整枝,剪定を行った。巨峰系だから長梢剪定がいいとあったので,そのつもりでしたが短梢剪定となったかもしれない。昨年はカーポート下でない雨にさらした部分に病気がでたので,今年は雨対策をしてみようと思う。
年末に故障したプリンタがやっと修理されて帰ってきた。ヘッドを交換したようだが保証期間内でよかった。ちなみにヘッド交換は新しいプリンタが買えるほど高い。

1月8日(木)晴れ
『修羅の川』(関口芙沙恵著)がおもしろい。正月に読む予定だったが読まなかったので,通勤時に読んでいる。江戸末期から明治にかけての激動期を生きぬいた女性の物語である。
今日の新聞「追想メモリアル」で,炭の研究第一人者岸本貞吉さんが亡くなっていたことを知った。ドラム缶で焼く方法などをこの人の著作で知った。炭の持つ可能性をわかりやすくていねいに解説されており,炭の研究に一生を捧げられた方だ。

1月4日(日)晴れ
いよいよ明日は仕事始め。
長い長い休みが終わった。のんびりといい正月だった。
あしたは遅れないように家を出ることだ。
正月はひたすら食べるだけだったので,明日から朝食を抜いてみる。

1月3日(土)晴れ
長男は,仕事にもどるため神戸に帰っていった。
天気がいいので,愛車を洗車する。よりによって正月に。怠け者の節季働きである。それでも17年目をむかえる車にしては調子がいい。まだまだ乗れそう。
午後から友人宅に,もみ殻をもらいに行った。段ボールに5杯。ヤーコンの大きな種芋ももらった。さっそくサツマイモを入れているイモ窯に一緒にいれ,もみ殻で覆った。春には取り出して苗作りをする。

1月2日(金)雨のち晴れ
今年は幹事でもあるクラス会が倉敷のホテルであった。顔ぶれはほぼ決まっているが,互いの無事を確認するような年頃となった。毎年同じ日に同じ場所でもう十数年続いている。55歳の定年をむかえ,第二の勤めをしている者もあり,デフレの影響をもろに受け,悪戦苦闘している事業者もいる。それでも高校時代の思い出話に花が咲く。豊かなひとときを過ごした。

1月1日(木)曇りのち晴れ
大晦日は山小屋で紅白歌合戦を聞きながら,U野さんと弟らと年越しそばを食べてすごした。
山の小屋で新年を迎え,小屋より少し下に位置するわが地神でもある荒神様に詣でた。
社に近づくとなにやら声がする。中をのぞくと師匠(母)が参詣しており,ひとり祝詞を唱えているのである。
そこで傍らにすわり神妙に拝んだ。じんと寒さが伝わって来,静謐な新年をむかえた気持ちになった。
三宝荒神社は竈の神様というが,農業の神でもあるのだろう。ずっと子どものときから遊び場としてきたちいさな神社だ。祝詞が終わるころ,新家のご夫婦が参って来られた。