ブルーベリー

 生協の共同購入カタログや種苗店の通販カタログにはいつもきれいな果実の写真が載り,あれもこれもほしいと思い,苗木だけは取り寄せるのですが,どれもこれも管理をしないのでまともに実ったものはありません。

 ブルーベリーも例外ではなく,4,5年前に3本買ったことがあるのですが,庭の隅でひっそり1本だけ生き残っていたという始末です。何気なくインターネットの検索エンジンで「ブルーベリー」とキーワードを入れ候補にあがったサイトが,リンクのページでも紹介している「T&F]福田さんのページでした。開いた途端すごいと感じました。構成はもとより手に取るようにその栽培方法と,福田さんによるアイデアが満載ではありませんか。それも東京のど真ん中で自然を作り上げているという,おかしい表現かもしれませんが,実際自然がいっぱいなのです。

 西日本にはハイブッシュ系よりラビットアイ系が適していることも知りました。ブルーベリーは強い酸性土壌を好むことも。苗木が売り出されるころホームセンターに行ってはっきりした銘柄を買おうと思ったのですが,どうも表示が曖昧だと感じました。ただブルーベリーとだけあり品種名がありません。やはり確かなところでと思い,日本ブルーベリー協会に申し込みラビットアイ系のティフブルーとウッダードとホームベルの3種を購入しました。

 ブルーベリーを植えてみて,その魅力をより感じたのは花の可憐さでした。ドウダンツツジに似た釣り鐘状の小さい白い花はなんともいえません。まだ果実は数粒しか口にしていませんが,酸っぱさが目をしゃきっとさせてくれそうです。アントシアニンという視力を向上させる有効成分があるそうです。

 夢だけはあります。ブルーベリーをたくさん増やし,それで自家製のジャムをつくりトーストへたっぷりとのせてほおばります。
現在30本ばかり幼木がありますので,これを大きくするのが課題です。今年は剪定枝を冷蔵していますので挿し木にも挑戦します。


挿し木
 3月24日,休眠枝ざしをしようと冷蔵庫から取り出すと,大半の枝が黒ずんだりしぼんでおり,冷蔵に失敗したようだ。ポリエチレンの袋の密閉が悪かったのだろうか。
 仕方がないので,芽を出しかけている枝を切り挿してみた。大丈夫だろうか。たしか福田さんもやっておられたと思うが
 去年緑枝ざしに失敗しているので,休眠枝ざしは成功させたいと思っていたのだが,のっけからつまずいた。

13年5月5日
鉢が小さくなり。畑に植え替えることにした。しかし水が十分にやれないので心配ではある。夏は日がよくあたるし,丘の上なので風もよくあたる。去年7本移植したが,潅水をよくしなかったので2本枯れた。それを補植する意味で4本植えた。適度に雨が降ってほしい。大きくするために花は全部落とした。品種はティフブルーとウッダード
菜園から中学校を見下ろす

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