ト マ ト

         

トマトが好きです。トマトについていろいろ思いつくまま書いてみたいと思います。

近頃はトマトの苗はホームセンターで買う。毎年だいたい,5,6本植える。植えるのはもちろんばあ様だ。芽かぎをしながら1本に仕立てる。わが家は露地植えだから食べられるようになるのは6月のおわりだったかなあ。木で熟れたのをもいでその場で食べる。それも朝の早い露がおりている時間に,日に当たって熱くなってないのをかぶりつく。これがいちばんおいしい。
町内のある人が言っていた。「トマトさえあればおかずはいらない」同感である。夏のご飯にはトマトが食欲をそそる。トマトをスライスしてそれにかけるのはやはり「ウスターソース」に限る。わが家では昔からそうだった。しかしyoshikoさんの実家では塩か醤油だったそうだ。マヨネーズというのもいるが気に入らない。
本当にウスターソースにつけたトマトをおかずにすればそれだけでご飯が食べられる。
こう思うのは町内のその人と自分だけだろうか。
絵を描いている友達がイタリアによく行く。いつもイタリアの花や野菜の種物を買って帰る。その中に必ずトマトの種を買う。いろんなトマトの苗を育てており,その苗をもらったことがある。主に料理用のものだそうだが,かたちの面白いものが多い。でも生食のものは日本の品種がいい。
何十年も前の二十歳代の頃のこと。いちばん山屋らしい友達が,上高地の徳沢苑(売店)で飲み物を買うのがいつもトマトジュースだったと聞いた。彼とはそのとき一緒に行かなかったが,彼をまねてそこでトマトジュースを買おうとしたら売り切れてなかった。妙に「上高地でトマトジュース」というのにあこがれていたのだが果たせなかった。
酒が飲めなくなったので,飲み会ではウーロン茶かトマトジュースを注文する。
オレンジジュースなんかで刺身が食べられるか!
yoshikoさんの実家の近くでイチゴとトマトのハウス栽培をしている農家がある。yoshikoさんの母上がそのトマトの収穫の手伝いに行っているので年中トマトのご相伴にあずかる。トマトには不自由しない。いまではみんなウスターソースをかけて食べている。

トマトの効用に前立腺ガンの予防というのがあった。トマトを使った加工食品がいいそうである。それでもなんといってももぎたてのあの真っ赤なトマトが最高であろう。うちのばあさん(母)に感謝である。

しっかり露地で育ったトマトがたべられないときはトマトジュースを飲むといいらしい。毎食後に缶入りトマトジュースを飲むとその日に必要な野菜は十分食べたことになるという。ひとり暮らしをこの春からしている息子にはぜひともコンビニ弁当で食事をすませるときトマトジュースを飲むようにと言っている。近頃のトマトジュースは,夏の最盛期に完熟したトマトを逆浸透圧濃縮還元製法という栄養価を損なわない方法で作っており,温室で作られたピンク色の味もすっぽもないトマトよりよっぽどいいらしい。(02.4.27)
02年わが家の畑の初生りのトマトを6月15日に食べた。空梅雨のため,いま少し大きくならない。でも初物なので何もつけずにゆっくり味わった。
風呂上がりにはこのところトマトジュースをくいーっといっている。何か元気が出てきそうな感じがする。
夕方水やりに畑に行ったとき,その場でトマトをもいでほおばった。ちょっとぬくいが木で熟したものだから味が濃い。皮が口の中に残るが甘くておいしかった。これから毎日食べられると思うとうれしくなる。(02.6.22)
10 9月頃になると抑制栽培のトマトとなるが完熟したものにはあまりお目にかかれない。弟の友人がバラの栽培の合間にトマトも作っており,市場価値のなくなったつまり過熟(そうとは思われないのだが)したものをいただいてくるので,それの相伴にあずかる。やはりウスターソースをかけていただく。とてもおいしい。また,生協で季節限定のトマトジュースが販売されるのでそれのまとめ買いもする。もちろん無塩がいい。これを風呂あがりに1本飲むのは最高である。
11 塩トマト」というのを最近よく耳にする。これは熊本県八代市の干拓地でできるトマトをそう呼んでいるらしい。干拓地は海を埋め立ててできた土地だからかなり塩分を含んでいるだろう。ミネラルが多いということか。味がいいらしい。しかし,いま(03.3.2)はやはり生協の無塩のトマトジュースがいちばんおいしいと思っている。安いしな!
12 03.4今年もトマトを植える季節となった。苗はホームセンターで買うことにする。60円のでいいと思っていたら58円のものがあり,そちらに手を出す。接ぎ木をしたものもあり,こちらはひと桁高くなる。連作障害や病気に強いのだろうな。ともかく真っ赤に熟れたトマトが食べられる時季が待ち遠しい。ことしもばあさまの手で育てられる。
13 03.8今年は思う存分にトマトを食べている。長雨で病気を心配したが,渇水の時のように水やりの心配はなく,毎日のように収穫ができる。やはりウスターをかけて,ご飯のおかずにする。トマトにはグルタミンがあるのでソースにすることができるのだろう。トマトを原料にして作るウスターを,生のトマトにかけるのはやはり変かしらん?
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テレビのダッシュ村を久々に見た。畑の作物も3年目を迎えたようで充実している。今年はトマトをハウスの中で作ったとか。水分を押さえトマト本来の味を追求したとのこと。南米が原産というが高地の条件を再現するには,乾燥気味で育てるのがいいらしい。塩トマトもその原理か。
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今年(06)はトマトがよくできた。もっとも母が世話をして実らせたものを相伴しているだけである。かぶりついてもおいしいし,おかずにしてもおいしい。もちろんおかずにするときはウスターソースをかける。
16 今年も(08),母の手によるトマトをほおばることができた。種の少ない品種なので果肉たっぷり,完熟したトマトは果物のような味わいである。太陽の恵みに感謝
17 今年(09)は,自分でトマトを作ってみようと思う。トマトの苗は,弟が種を蒔いて育てたもの。畑に3本,プランターに2本植えた。甘ーいトマトができますように
18 今年(10)は,苗作りにめざめ,トマトの苗も種を蒔いて作った。最初は三種類ほど蒔いたが,勢いづいて合計10種類となった。ファーストなどのクラシカルな品種も植えた。昨年はオオタバコガに食害され思うようなものができなかったが,今年は忌避剤などを用いて,対処する予定。いろんなトマトの味が楽しめるといいのだが
19 今年(13)はT&Fさんよりいただいたアロイトマトが加わった。この地に合う固定種に育てたいと思う。
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自家採種したアロイトマトを蒔いたが,発芽状態がよくない。採種時期,熟度,保存が悪かったのだろうか。
福田さんにいただいた種が5粒残っていたので蒔いた。これを挿し木にして増やす計画(2014)
21 2020年,またまた福田さんにおねだりして,モモちゃんというトマトの種をいただきました。名前のとおり濃いピンクのミニトマトです。甘く量産種でした。今年2022年も蒔きました。アロイトマトも健在です。

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