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12月29日(土)晴れ午後にわか雨
29日につく餅は福(ふく=29)を呼ぶということで,わが家ではこの日に餅をつく。昔は石臼と杵を使い本当についていたが,ここ何年も臼のような器の中でへらが回っている餅つき機によっているから,厳密にはもちつきとはいわないのかもしれない。
屁理屈はともかく餅ができる。何より楽だ。蒸した餅米を餅つき機に入れ10分間モーターを回すと,きめ細やかな餅となる。
つきたての餅にササゲのこしあんを入れたのをほおばるのがこの日に口に入れる最初の食べ物である。つぎに豆餅にあんを入れた豆大福も格別だ。ヨモギ餅も作る。ヨモギの香りが実にいい。
午後はミカンを摘んだ。この余裕は年賀はがきを刷り上げているからだろうと思う。

12月24日(月)晴れ
年賀状を作ったというより刷り上げた。例年より5日早いできだ。今年も裏にも表にも肉筆部分はない。しかもオリジナルといえるかどうかあやしい。デジカメで撮った風景を使っただけだから。
パソコンショップはプリンターを買うお客でにぎわっていた。このときだけしか使わんのになーもったいないことじゃ。
きょうはクリスマスイブ。yoshikoさんははりきっている。ケーキを作るらしい。もっとも同じ金額で食べられる量が多いからという発想によるようである。
シャコバサボテンはクリスマスカクタスともいわれ,きょうこそ出番なのであるが,あんまり手入れができておらずどれもぱっとしない。
やはり日頃の手入れが大事だとつくづく感じる。

12月15日(土)晴れ
本格的な冬の訪れである。霜にやられないうちにシャコバサボテンを家の中へと思いながらまだ外にある。黄色系は寒いと花が赤くなりせっかくの希少種が台無しになる。
久しぶりにクルマを長時間運転した。と言っても百数キロ。途中目にした備中国分寺の五重塔もすこしさむざむとした感じだった。

12月9日(日)曇り
ひさしぶりに山の仲間が7人集まった。今回も料理のうまいS君の好意に甘えて,S君方で彼の手料理と鍋を囲んでのひとときだった。彼の料理は玄人裸足だ。
酒は飲めないがなつかしい山の話に酔い,楽しい時間を過ごした。
カラオケボックスにも行った。出る歌は古いものばかり。「ぼうがつる賛歌」「琵琶湖就航の歌」「四季の歌」「聖しこの夜」。それでも詩吟をやっているK君はさすがにうまい。マイクなしに森進一などの新曲を次から次へと朗々と歌う。
五島へ3年単身赴任したkumaちゃん。カラオケをかなり特訓したというだけあり少しは聞けるようになっていた。

12月8日(土)晴れ
ミカンを摘みに畑に行く。この前収穫したのはとても甘く味も濃かったが,きょうのは味は濃いがすっぱい。木によってかなり差がある。昔のことだからおそらく品種にばらつきがあるのだろう。甘い木にしるしをつけておき,これを穂木にして酸っぱい木に来年高接ぎをしてやろうと思う。

12月3日(月)晴れ
12月1.2日は職場の旅行で東尋坊,片山津温泉に行った。募集のバスツアーで他のお客さんと一緒だったが,名ガイドさんに恵まれ楽しい旅ができた。ほんとにすごいプロがいたもんだ。ハイウエーを走っていても観光対象物が近づくと即座にそれにちなんだ歴史を語り詩を口ずさむ。歌もうまかった。ベテランとはいえすごかった。おかげで退屈せず大いに楽しむことができた。
カニは瀬戸内海のガザミの方がおいしいと思うのだが,本物の越前ガニを食べたのではないのだからはっきりしない。

11月24日(土)晴れ
きょうはとても忙しい1日だったが,おもいっきり文化した日でもあった。
息子がお世話になっている東京の学生寮が創立100周年を迎え,その記念祭が倉敷チボリ公園であった。チボリ公園にははじめてだが,三連休でもあり入園者は家族連れでいっぱいだった。式典はアンデルセンホールであり,名誉館長の橋本元首相もおいでになった。
大原謙一郎大原美術館理事長の記念講演,そしてアニメ映画の監督高畑勲さんの記念講演とつづく。高畑さんは戦後再建された寮の第一期の大先輩でもあるらしい。
高畑さんは朴訥にお話をされ,現代の若者が映像社会だけにのめり込んでいくことをむしろ憂いておられた。それにしても「火垂るの墓」は何度見ても泣ける名作だと思う。平家物語に出てくる郷土の武士「瀬尾の太郎兼康」のことをいつかかたちにしたいとおっしゃっていた。さらに鳥羽僧正の絵巻物“鳥獣戯画”のことを『十二世紀のアニメーション』としてとらえ,ご自分の本(徳間書店)にも書かれておられることを知った。
帰りに美観地区を歩いたがこちらも大勢の観光客でにぎわっていた。えびす通りのえびす饅頭を食べた。その隣は倉敷ガラスの店屋だ。
夕刻より無名塾の仲代達矢さんによるシェークスピア最大の喜劇と言われる「ウィンザーの陽気な女房たち」を観た。小田島雄志さんの訳によるので,だじゃれの洪水だった。陽気な卑猥な言葉がだじゃれの中に渦巻き,笑いまくった3時間だった。

11月23日(金)晴れ
勤労感謝の日。小春日よりというあたたかい午後,自然の恵みに感謝というわけで,わが家のミカン畑に行く。これまた暑い時季には近づきもせず実が熟れるころだけ畑に入っていくのだから罰当たりな話だ。師匠が夏に除草はしたらしく,木の下はAがない。
木によって甘いのと酸っぱいのとある。甘いのだけ摘む。小鳥も甘いのをよく知っており集中的につついたあとがある。あやまって落としたのは全部はじけるのでその場で食べる。終わり頃には満腹になった。
このときも収穫後はマシン乳剤をやり貝殻虫を駆除しなくてはと思うのだがそれきりになることが多い。

11月19日(満天の星)
午前0時30分。我が家のベランダから見ました見ました!獅子座流星群。ピューッと東から西へ長く尾を引く流れ星。3年前より多く見える。
水島の工場の光で南の空が明るいのでもう一つ見え方が悪いように思えた。
ぎゅーんと股間のあたりが冷えて来たので部屋から窓越しに見ることにした。それにしてもすごい。

11月17日(土)晴れ
胃によいと言われているヨーグルトをスーパーに買いに行った。ついつい冷凍食品が4割引というので冷凍キツネうどんまで買ってしまった。
驚いたのだがカリンがラップされて1個150円で売られているではないか。我が家に急いで帰りカリンの木の下に行く。このあいだの風で落ちてはいるが,木にも残っている。虫が食っているのも入れると100個近くある。・・万円分あるのでは? ポリ袋にせっせと拾った。師匠は「どうすりゃーえ」と,あまり関心を示さない。きざんで干せば咳止めの薬になる。蜂蜜と焼酎に少し漬けることにした。

11月11日(日)晴れ
秋晴れの気持ちのいい朝。玉島支所駐車場で開かれた「玉島ふれあい物産展」に行った。玉島で生産される物産もかなりある。
お好み焼きのソースも玉島のものでないといけないという店もあるそうだ。魚も活きのいいものが売られていた。
次はくらしき作陽大学の大学祭へ。音楽学部と食文化学部の合同研究というイタリア文化展はすばらしかった。
図書館の司書の方から懇切ていねいな説明をしていただいた。ベルディのオペラやそのオペラ衣装のこと,ピッツァの歴史などなど

11月10日(土)曇りのち晴れ
果物の中で柿は格別好きである。夏場は足も踏み入れなかった我が家の古屋敷の一角にある富有柿が植わっている所に,雑草とクモの巣をかき分けながら入った。柿の木には葛のツルがからまっていたが,それはこの前取り払っている。そういった手入れもしないで柿の実が熟したときだけ目をくれるわけだから,調子のいい話だ。たくさんは成っていない。それでも高枝ばさみを使い取ってみると,買い物のポリ袋にかなりあった。さっそくむいで食べてみる。甘い。実にうまい。
来年こそはちゃんと剪定をして,防除をしてたくさん成ってもらおうと思うのだが,思うのは今だけである。

11月4日(日)曇り
娘の通う大学で大学祭があった。めずらしく本人より案内があり,この日をのがすと学校をみることができないと思い,家族総出で見に行った。見晴らしのいい高台にあるキャンパスはかなりの人出だった。
めざすは彼女の作品であるが,どうもおじさんには現代アートはよくわからなかった。しかしどの作品も若さがあふれ,可能性を十分に秘めたものばかりだった。きのうとはうってかわり,頭痛を忘れさせてくれた一日であった。

11月3日(土)(1日中雨)
文化の日という語感に似合わない雨がしとしとと降った一日だった。
ずーっと後頭部に鈍痛があり,ページの更新もしないままである。
サツマイモの取り入れ時期なのだが,雨降りを幸いに1日中ゴロゴロした。師匠も神経痛が出ているようで,寝ころんでテレビのサスペンスなどを見ていた。
yoshikoさんは,中学の元PTA役員の人たちと帝釈峡に行き,来週は高校のPTA研修旅行といちばん予定が多い。