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6月29日(日)晴れ
ひさびさに日が差し,あっという間に夏日となった。湿気があり,暑さを強く感じた。
玉野の渋川海水浴場がいちはやく海開きをしたという。弟は船を出し,キス釣りをした。大漁で,キスとタコのおすそ分けにあずかった。
鮎釣りも解禁になったようで,山の仲間からこれまた大漁というメールがあった。
ツバメは巣から頭が五つ出ていたが,大きくなると巣から落ちるのが出てくるし,カラスや外の天敵も虎視眈々とねらっているようで気がかりでならない。
6月27日(金)曇りのち雨
ほんとうはこの時期,土日だけではできないぐらいの作業があるが,体がいうことを利かない。雨がふるのをいいことにだらーんと朝を過ごしてしまう。T&Fの福田さんの精力的なくらしぶりにはいつも勇気づけられる。
農業の実用書などをめくると,これまた感心することばかりであるが,自分なりにゆっくり実行するしかないと・・・・・
6月26日(木)晴れのち曇り
職場は快適に冷房が効いて暑さ知らずだが,反面,アレルギーなのか夏本番まで鼻がぐずぐずとなりティッシュが手放せない。
ツバメの子の鳴き声が大きくなり,親ツバメもえさ運びに忙しい。どうか元気に巣立ちますように
ローズヒップの花が咲いた。あの”知床旅情”の「ハマナス」はこの花のことらしい。
6月22日(日)曇りのち雨
思い立って山の畑の荒れ地に除草剤をまいたら3時間後に雨がふった。効果はないだろう。
ズッキーニとカボチャが成り始めると,カラスにつつかれてしまう。ちょっと網目が粗いのだがネットを張ってみた。これで羽にあたるから近づかなくなるのではと思う。
ブドウに袋をかけてみた。これも鳥害予防のためだ。
ツバメが孵化して声がするようになったが,これまたカラスなどの天敵にやられはしまいかと心配だ。
畑からヤーコンの枝を一節持ち帰り,挿し木をしてみた。
6月21日(土)晴れのち曇り
ひさしぶりの潤いで,野菜やイモ類が元気を取り戻したが,雑草の方もいきおいを増した。夏は雑草の始末のことで敗北感を味わう。除草剤はあまり使いたくないが,畑の荒廃化を食い止めるためにはやむを得ないかと妥協してしまう。葛の根などを絶やしたら,しばらくは土作りを行い徐々に野菜などを植えようと思う。
ハイブッシュ系のブルーベリーが熟れている。これは2本しかなく,しかも少ししか実が付いていない。ひとつつまんで食べたが甘かった。
6月18日(水)雨
台風もやってくるようでかなりの雨量がありそうだ。この間までは空梅雨かと思ったがそうでもなさそう。よく降る。
島村奈津著『スローフードな人生!−イタリアの食卓から始まる−』(新潮文庫)を買う。イタリアに学ぶのんびりした生き方が書かれているらしい。
6月15日(日)雨降ったりやんだり
師匠はサツマイモの苗床をしまう都合もあり,最後のイモヅルを山の畑に植えていた。そのかたわらでカラスにやられたゴーヤの苗を植え足した。ヤーコンの葉裏にアブラムシがついており,アリがたかっていた。アブラムシ退治をしないといけない。福田さんはタバスコを噴霧していたがあれが効くのだったかな?テントウムシが天敵だが来ている様子はなかった。
畑仕事はそそくさと,パソコンショップがオープンとかで,「USB2.0カード」が目玉商品とあり,開店までに並んで買うことにした。みなさんお目当てはよくご存じでずらっと行列になっていた。限定10個がまたたく間に売り切れた。1190円。ガソリン代を入れたらそんなに安くはないか。安いだけあって外箱もドライバーもなく,ウェブからダウンロードして何とか組み込めた。これでUSB2.0環境ができたので高速のMOドライブがほしいなー。
6月14日(土)雨
梅雨にふさわしくしとしと雨が山の畑をぬらしている。じっくりとしみこんでくれればサツマイモの苗が勢いを増す。ゴーヤの苗をカラスがつつくのか一本抜かれていた。CD−LOMなどの光る円盤を垣にぶら下げないといけんかなー。
ドラム缶天水タンクの水の取り出し口に透明のビーニールホースを取り付けた。これで水量がよくわかり,水を如雨露に汲みやすくなった。
ブドウの粒が大きくなったが,全般に花ふるいがあり,粒がまばらである。ま,自家用だから格好はがまんするか。
6月11日(水)曇り
梅雨入りしたが雨はあまり降らない。移植したゴーヤなどにたっぷりと湿りがほしい。
積ん読の効用をもう一回。車中で読む宮部さんのエッセイ『平成お徒歩日記』は自分にとって旬のものである。宮部さんの生の声が聞こえてくるので小説とは違った新鮮さを感じる。平成5年から10年にかけて書かれたものであるから,もっと早く読んでおけばよかったことは確かだ。
実用書もよく買う。野口悠紀雄東大教授の『パソコン「超」仕事法』(講談社文庫)も以前に買ったもので,本棚から引っ張り出して読んでいるが,今になって内容がよくわかる。立ち読みスポットで,同教授のリニューアルした『超整理法』(文庫版)を目にしたのできっとまた買うだろう。
6月8日(日)晴れ
母(このページで師匠とも呼んでいる)から,ゴマを植える予定の畑を耕すように言われていたが,管理機が山の畑にあるので曖昧な返事をしていた。朝,弟が自分のところの菜園を耕すと言っていたので,弟方の管理機を借りることにした。昼前,乾いた硬い土を高速回転で耕すことができるホンダの管理機を使った。土がこまかくなり,母はやっとゴマを蒔くことができると安堵したようだ。
風がさわやかだがひと雨ほしい。
6月7日(土)曇りのち晴れ
やっとゴーヤの垣を作った。すでに師匠によって移植されており垣のできあがりを待つだけだった。今年は山の畑に植えるので風に耐えられるようにつっかい棒をした。あとは垣にめぐらしたネットにゴーヤのつるがからみ,いぼいぼの瓜がなるばかりである。早くゴーヤチャンプルーが食べたい。
夕方西に黒雲がわき,遠くに雷が聞こえ,その雷の音も近くなったので,あわてて家にもどったが,すぐに雲は散って青空が現れた。駅の裏まではかなり降ったようだが,こっちの海辺は降らなかった。よくあることである。それにしてもわが家のあたりは夕立も降らない所だ。あしたもゴーヤやヤーコンに水やりが必要だ。
6月6日(金)晴れ
これからは毎日ブルーベリーや鉢物に水をやらなければならない。水やりは朝がいいと思うのだがなかなか起きられない。
『宮部みゆきが読まれる理由(わけ)』(現代書館)を読んだら,これまた積ん読であった『平成お徒歩日記』(新潮社)を読まなければということに。好きだというわりにはあんまり読んでいないなー
6月5日(木)晴れ
新幹線広島駅コンコース売店が立ち読みスポットであるが,やはりかなりの率で買うことになる。本日のお買いあげはビッグコミックオリジナル6月20日号と青木玉さんの『こぼれ種』(新潮文庫)だった。『こぼれ種』は草木染めの話から原生林の巨木に至る話までどれも静謐な筆致で心地よい。コミックオリジナルは「黄昏流星群」が好きだ。「釣りバカ日誌」も見逃すことができない。
6月1日(日)晴れ
新緑の谷間を縫いながら哲多町の「哲多ふる里すずらんまつり」に行った。総社,高梁,新見とつづく国道180号線沿いの水田は田植えがほぼ終わっていた。
すずらん祭は小学校の運動場を野外ステージにして,歌謡ショーの公開録音なども行われた。ゲストは新沼謙治さんと田川寿美さん。どちらも演歌では実力派。かなりギャラもはずんだであろうと思う。串団子をほおばりながらショーを楽しんだ。
5月30日(金)曇りのち雨
5月に台風がやってくるのは何十年ぶりとのこと。ブドウのツルが風にあおられはげしくゆれる。折れなければいいのだが。
いまはかなりぞんざいな扱いをしているシャコバサボテンを家族によって家の中に避難させてくれていた(感謝)。
『宮部みゆきが読まれる理由(わけ)』(現代書館)。小関さんの本の巻末広告欄にあるのが目にとまり,さっそく買ってしまった。
評論家中島誠さんによるものだが宮部ワールドのなぞが解けそうである。
5月28日(水)晴れ
小関智弘さんの『町工場巡礼の旅』(現代書館)を読む。この人のとても清潔な端正な文章にいつも接していたいと思う。くらしき作陽大学での講演が忘れられない。以来この人のファンだ。定年後もたのまれればNC旋盤を動かすといっておられたが,今はどうなのだろう。
5月25日(日)曇り強風
降りそうで降らず,風ばかり強く吹く1日だった。水やりをしなくてもよいかなと思ったが,鉢植えのものが乾燥して,しおれてきたのであわてて水やりをした。円通寺公園のサツキが満開だ。ブドウもよく繁り開花している房もある。
午後から久しぶりに芝居を観た。角野卓造さん主演の『缶詰』(文学座)。3人の俳優が団塊の世代でもあり,劇中でギターを弾きながら歌われるフォークソング(500マイル)などがあり,爆笑しながらも鼻の奥は酸っぱくなった。
今日はまた同窓会の打ち上げ会もあった。次回は還暦の頃となるのかしらん
5月21日(水)晴れ
日差しは強くなかったが,気温は上がった。職場の植栽部分のサツキが満開である。普通のピンク系(大盃というらしい)だがシンプルなかたちに作ってあり,目をひく。
山陽新聞の連載小説『カシオペアの丘で』(重松清)が終わった。悲しくノスタルジックでありながらも,元気を出せとのエールも聞こえてくる物語だった。あしたからはこれまた岡山出身の人,岩井志麻子さんの『永遠の朝の暗闇』が始まる。
5月17日(土)晴れ
熊(昔いっしょに山登りをした仲間)ちゃんが,山の畑の小屋の土間を床張りにするのを手伝ってくれることになった。朝早くから来てくれて,材料の調達からお世話になった。いつも人頼みでひとりでは何もできない。弟も手伝ってくれた。
ホームセンターで垂木やコンパネを買い,山に運び上げた。今回もそばで金槌を渡したり,木を切るのに手を添える程度の手伝いしかできないが,早できあがりを想像して,冬はコタツを持ち込もうかなどと考える。
ドラム缶にはたっぷりと雨水がたまり,野菜の苗などへの潅水は十分にできそうである。これができるのもU野さんのおかげである。
5月16日(金)曇り
新幹線沿線の水田に水が張られ始めた。この土日にいっせいに田植えが行われるだろう。備後地方の家並みはきれいだ。赤茶色のせきしゅう瓦の屋根が多く,みどりによくマッチしている。田に稲が植えられるとだんだんと緑が濃くなり,屋根とのコントラストもより強くなる。
重松清さんの『カカシの夏休み』は前に図書館で単行本を借りて読んでいるのだがほとんどストーリーを忘れており,とても新鮮に思える。それだけ頭が鈍り記憶力がおちているということだが,いい本は何度でも楽しめると開き直ることとする。
5月13日(火)曇り
新幹線ホームの上がり口にあるコンビニは立ち読みスポットとして重宝している。しかし今日は一冊買った。重松清さんの『カカシの夏休み』(文春文庫)。重松さんも気になる作家である。申し訳ないが文庫化されるのを待っていた。車内で小関さんの本と重松さんのを交互に読みながら帰ってきた。
5月11日(日)雨
ずーっと1日雨。わが師匠も暇をもてあましている様子。雨が上がったらサツマイモの植え付けをするとのこと(まるでひとごと)。
図書館にリクエストしていた小関さんの『町工場巡礼の旅』(現代書館)が中央図書館から届いたという電話をいただいたので借りに行った。帰りにホームセンターで2割引の苗を買った。スイカとメロンとヤーコン。ヤーコンは生協にも注文したはず。あーあ,こっちの方が安かったなー
5月10日(土)晴れ夜になって雨
ブドウの枝が勢いよくのびる。5月の作業は開花前の房づくりである。巨峰の種類は花ぶるいが多いので開花前にかなり房の整形がいるという。昨年は房作りをしなかったので果粒がまばらとなった。学習したので今年は房の先端と基部の果穂(かすい)を取り除き16,7段ぐらいとした。
サクランボが熟れだした。
5月4日(土)晴れ
五月晴れのもと,水島を眼下に見下ろせる倉敷サンピアに,なつかしい面々が集った。中学の同窓会があった。会場前のロビーからはや話がはずむ。恩師お二人をお迎えしてのたのしいひとときだった。初めての参加者もあり,3次会で夜を徹して旧交をあたためるというグループもあった。次回は3年先とか?
5月2日(金)晴れ
ツバメが卵を抱くようになったと思う。モズやカラスにやられないようにするにはどうすればいいのだろう。
積ん読だった『まるごと宮部みゆき』(朝日新聞社)を出して読む。宮部さんと書評家朝山実氏とのロングインタビューがおもしろかった。宮部さんのヒット作の数々についてそれができあがるまでのことが,つぶさに語られており,それぞれの作品の成り立ちやどのように書かれたのか何を書こうとされたのかがよくわかる。とても読書家で,ふだんの生活においても庶民の視点からいろいろな観察眼をめぐらしている。だから,この人が書かれるものはどれもわかりやすいのだと得心した。