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2月24日(日)晴れ
T&Fさんの自然日記にも紹介されたブルーベリーの接ぎ木挿しを試みた。ホームベルにハイブッシュのビッグウェイなどをやってみたがうまくいくかどうかわからない。いつも事後管理が徹底せずだめになる。やはり湿度が保たれるようにしないといけないのだが何か工夫が必要だ。

2月16日(土)晴れ
久しぶりにドライブした。しかも助手席だから快適だ。高梁川は総社市を流れる所に,白鳥が飛来しているという友の情報により出かけてみた。なるほど白鳥が12羽いた。二羽ずつが泳いでいるのでシンクロナイズドスイミングのデュエットを見ているようだった。同時に頭を水中につっこみ,えさを探しているのだろうか。とても楽しませてくれた。ふつうなら白鳥は秋田県などに飛んでいくのに途中下車したのかいやオーバーランしたのだろうか。ともかく白鳥には岡山もいいとこではないかと思ってもらい,来年も来てほしいものだ。

2月9日(晴れ)
無料サイトへのリンクはうまい具合できるようになったが,オンタイムにおいてもオフタイムにおいてもポカばかりが続き,その上風邪が長引き余計に頭がしゃんとしない。
ツバキは寒いのにけなげに咲いている。メジロがそのツバキの花の周りを飛び交う。花の蜜を求めて飛んでいるのだろうか。
小学生のころ,隣のお兄さんとよくメジロを追いかけて山へ行ったものだ。鳥もちをつけた枝を,おとりの雌のメジロのそばに何本か渡し,少し離れたところから見守る。雄のメジロがおとりに近づき鳥もちの枝に留まる。すると鳥もちを足でつかんだメジロがくるんと逆さになる。やったと思う瞬間だ。そのお兄さんは中学生ながら竹かごまで自分で作ってしまう器用な人だった。
メジロを飼ったこともある。きなことほうれん草と米粉を練ったすり餌を食べさせていたことも思い出す。でもあれは無許可で飼っていたから野鳥保護法に触れたのだろうなあ。冬は今より寒かったがいろんな遊びがあった。

1月27日(晴れ)
夕べの雨はすっかりあがりあたたかい日曜日となった。
きのうは半日,無料サイトの「tripod」から12MBのスペースを借り受け,これに本サイトのバックナンバーを納めておこうといろいろとやってみたがあまりうまくいかなかった。ま,ぼつぼつやることとする。
年末に買った宮部さんの『ドリームバスター』をやっと読み始めた。宮部さんの本は一行ずつかみしめて読みたい。今回のストーリーもとても斬新なもので,異次元(“時間的位相の異なる”)の出来事とこっちの人間のユメのなかの出来事が巧みに織りなされていく。まだ途中だがいつもながらのさわやかなレトリックにより,それぞれの情景があざやかに目に浮かぶ。ファンタジーでありながら時代劇もてがける宮部さんならではの言葉がちりばめられている。たとえば「腕のよい旋盤工」「印刷工一本槍の人」など東京下町の風景も思い出される。
この本のなかに師匠を「マエストロ」と呼んでいるが,うちのばあさまもマエストロと呼ぶべきだろうか?

1月19日,20日(晴れのち曇り)
友人より竹の端材をもらったので竹炭を久しぶりに焼いた。ドラム缶にびっしりと竹を詰め込み,午前10時に着火(19日)。白い煙を吐き出したら炭材にも着火した証だ。これから7時間ほどそのままにして,煙が透明になったら煙突を抜く。一昼夜おいて釜だしをした(20日)。なかなかいい炭ができた。これを部屋におくとマイナスイオンが発生し体にいいらしい。

1月13日(日)晴れ
きのうより少し寒いがそれでも天気はいい。倉敷市はきょうが成人式だ。チボリ公園であるという。わが家の二女も成人式へ。ふだんヘルメット姿しか見ていないのでまさに“女装”だ。師匠がやかましくいうが急にしとやかになどとは無理無理

1月12日(土)晴れ
親戚の人の一周忌の法事に師匠の名代で行った。その座敷には春の陽気ではないかしらと思うぐらいあたたかい日差しが入ってくる。また始まりがよかった。青々と頭を剃ってきたばかりと思われる若い住職がきょうの法要の意義を話す。もちろん亡くなった人の供養であるが,こんにちこうしていろんな縁で集まった者が仏様(天台宗だった)に感謝をするためのものでもあるという。生きていることは両親があったればこそ生かされているのだということ,さらに生かされているのは生き物の命をいただいているのだからけっして食べ物を粗末にしてはならないのだということなどなど。まだまだ為になることを聞いた。それまで膝をくずしていたがあわてて姿勢を正した。さらに住職の読経とみんなでするおつとめを含め40分は正座した。墓参りをするときはしばらくしびれが治まらず立ち上がれなかった。
ここ数日頭痛がして気もふさぎがちだったがきょうのお寺さんのお話で少し元気が出た。法事もいいもんだ。

1月5日(土)晴れ
またやってしまった。シャコバサボテンを,家の中に入れるかビニールハウスの中で凍結を防ぐ手だてをしなかったので,かなり痛めてしまった。一度氷点下の中にさらすとだめなのはわかっているのに同じことを繰り返す。
写真はかろうじて被害を免れた鉢だが,よく見ると痛んでいる。

1月2日(水)曇りのち雪
きょうは朝から風が強く,パソコンをカタカタやりながら窓の外を見ると雪が舞っておりびっくりした。どおりで寒いと思った。
恒例のクラス会に行く。今年は集まりが悪く10名である。毎年同じ日に同じ場所へおじさんが集まる。しかし自分をのぞきみな元気だ。懸命に生きているおじさんたちに会うと,ほっとするひとときである。このときは35年前の想い出に帰る。そして元気をもらって帰ってくる。

1月1日(火)曇り
大晦日は紅白の北島さぶちゃんの歌を聴き終えて荒神様にお参りするつもりだった。元旦からなまけぐせが頭をもたげ,朝お参りすればいいわと思い床についてしまった。
朝,目が覚めると初日はもうあがりかけているではないか。あわててベランダから初日を拝むこととなってしまった(去年はわが家の山の畑から拝んだのに)。
この調子だと今年の一年も推して知るべしということだろう。しかし雑煮の餅は五つ食べた。
気を取り直して荒神様からお寺(福寿院),柏島神社へと歩いて参拝した。海は元旦にふさわしくとてもおだやかだった。

ちょうどいい腹ごなしとなり,昼は煮しめとイクラ丼をおいしくいただいた。

このごろ畑に関する見習い記録はぜんぜんなくて横道にそれたことばかり書きつづっているので,年頭に当たりもっとまじめに見習いを行い記録せねばと思う。