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4月30日(月)晴れ
連休も結構忙しい。
師匠(母)が養成しているサツマイモ(紫いも)の蔓が伸びたので植えてはどうかという。空気がカラカラだが天気予報は雨とあり,50本ばかり山の畑に植えた。ドラム缶にためてある雨水が役に立つ。
蜂の巣箱も2つ作った。少しうまくなったよう
3ミリほどのメダカの子どもが甕の中で,見え隠れするのでこれをすくって別の容器に。
ジャーマンアイリスが豪華に咲いた。
大手毬も緑から白になりつつある。


4月29日(日)晴れ
第二分封の蜂たちも花粉と蜜集めを始めたようでちょっと安心。
巣の前にしゃがんで観察するのも楽しいが,日差しが強く暑いくらいだった。

午後ちょっと外出。ブックマーケットで『花屋さんの四季の花』(文化出版局編)を100円でゲット。きょうの新聞の書評に載っていた丸山健二著『生きるなんて』(朝日文庫)は,本屋で見つけることができなかった。帰りに寄った図書館で見つけた。

4月26日(木)晴れ
所用のため休暇をもらい,出かけようとしていると,ハチの第二分封が見つかった。
今度は我が家の屋敷内だった。モクレンの幹にぶら下がった蜂球が見える。きょうはyoshikoさんのお手伝いを得て捕獲した。このあいだは庭箒の柄が長くてうまく箱の中に払い落とすことができなかったので,今回は小さい箒にした。
蜂球はあまり大きくなかった。結局,最初の捕獲は不発に終わっていた。所用をすませ帰宅して巣箱をのぞくと,もぬけのからである。女王蜂が入っていなかったのだろう。
モクレンの木に行ってみると同じように蜂球ができており,もう一度箱に誘い込むことに。落ち着いてと思うが,なかなか手元がうまくいかず,かなり手こずった。
夕方まで観察したが,今晩はこの巣箱で過ごすようだ。明日の朝は全員居ないかもしれない。
巣箱がまっさらなので落ち着いてくれるかどうかである。


4月22日(日)雨
新しい巣箱のハチが逃去しないかと心配で何度も見に行く。いまのところ入り口から出入りしており,巣箱の中に群れは居るようである。巣箱が気に入らないと逃去するらしい。
第二分封もあるらしく,雨降りでもあり,予備の巣箱作りをした。杉の板切れをもらってきて,2つ作った。今回のは板の厚みがたっぷりあったので,釘もはみ出ず何とかかたちになった。


4月21日(土)晴れ
きょうはとても充実した一日だった。

ご近所の陶芸をやっておられる方の工房でお抹茶をいただき,午前中はゆったりとすごした。手作りの茶碗でいただくお茶は格別である。

午前中はまだハチの巣箱の周りも,花粉を持ち帰るハチたちだけでそれほどの賑わいではなかった。
ところが昼過ぎ頃から,巣の周りをはげしくハチが飛び回るのでいよいよ分封があると思い,友に電話で尋ねると分封の気配という。
買い物などの用事もそこそこにして家に帰り,ハチの行方を見守ることにした。が,結局分封の気配だと思っていたとき,もうすでに分封していたのである。
100メートルほど離れた弟の家に用事で出かけていると,なんと道べりの松の枝にとりついている分封群を見つけた。おどろいて家にとって帰り,網のついた帽子をかぶり,ゴム手袋をはめるなどの身支度をして,捕獲に向かった。次男を伴い出かけたが相当あわてていたと,あとで彼が言う(垂れ下がった蜂群の様子を写真に撮ればよかったとも思う)。ハチを箱に払い落とすためのブラシもないので,柄の長い庭箒を,持ち出したのもあわてていた証拠である。さいわい箱の中に捕獲でき,急ごしらえの巣箱を立てた。本当は分封が間近なので,ブロックも完全に水平を出して巣箱設置の準備をしておくべきだった。
どうか,新しい巣箱に落ち着いてくれますように祈るばかりである。

ちょうど昨年の4月22日,分封した巣を友からもらった。ちょうど1年目,この巣箱から巣わかれしたことになる。


4月17日(火)曇り
荒神様は身近な神様で,狭い境内は子どもの時からの遊び場だった。その頃はまだ大きな山桜があった。その木に登って,小さい紫のあまり甘くはない実も食べたのを思い出す。山桜はソメイヨシノが終わった頃,新芽ものばしながら一緒に咲く。ここの山桜は花びらは小さいが色は濃い。
今年は,ぶどう棚の下に,鉢のまま根を張っているアケビに花がついた。濃い紫の可憐なかたちをしている。


4月14日(土)晴れ
日本ミツバチがさかんに花粉を巣に持ち帰っている。花粉はハチの子のエサだからハチが増えていることになる。分封(分蜂)が近いかもしれない。
板切れで蜂の巣箱を作ってみたがあまりスマートなものはできなかった。それでも3つ,いざというときには間に合うだろう。分封した蜂群を巣箱に取り込む経験がないので不安ではある。群れを箱に移す時に使うほうきやゴム手袋を用意しなければならない。

午後,倉敷芸文館であった芝居,『きょうの雨あしたの風』(俳優座)を観た。芸文館の庭も春の花でにぎわっていた。


4月12日(木)晴れ
ちょっと長めの休暇を4月5日からもらった。そのついでに鼻の治療も受けた。おかげでその横になっていた時間,いろいろな本に出会った。
まず図書館で借りた小関さんの本。売店で新聞を買う際見つけた文庫本など。乃南アサ著『二十四時間』(新潮文庫),岡崎武志著『読書の腕前』(光文社新書)。その新書からたどり着いた庄野潤三著『うさぎのミミリー』(新潮文庫)。新潮文庫の折り込みチラシから上橋菜穂子著『精霊の守り人』(これはyoshikoさんすでに読んでいる)。とっかえひっかえ読んだ。読んでいる間,ちょっとチクチクしていたのを忘れることができた。
ひさしぶりにきのう,ネコの姿を見たが,何の愛想もなくがっかりした。

4月3日(火)曇り
倉敷図書館にネットで予約した本が届いた。小関智弘さんの『職人言葉の「技と粋」』(東京書籍)。
旋盤工として働きながら,文筆に携わってこられた人だ。直木賞候補にもなり,その端正な文章はとても気持ちがいい。この本は,直に肌で感じてこられた職人言葉をじっくりと解説しておられる。まさにこの解説文にこそ「粋」があふれている。やっぱり買って読みたい。

4月1日(日)曇り
昨晩は山の仲間が集まり,お花見をした。と言うより飲み会をした。わが山の畑の小屋で,一夜を過ごした。畑の真ん中でしかも山上なので,何の気遣いもいらない。
ただこの小屋は我が家の雄ネコの寝室なので,ネコにとってはねぐらを奪われたことになる。
夜が深まった頃,雨が降りだし,風と雷も加わり,野趣は最高となった。トタン板に雨粒が当たり,話し声も聞こえなくなる時もあった。それでも夜半には雨もやみ,丸い月がでた。窓越しに,5つの寝袋から首を出して月を眺める。
ただ,不規則ないびきをかく寝袋があり,これには閉口した。
鳥のつみれを入れた鍋もよかったが,仲間の作った穴子寿司は絶品である。同じ彼が釣ったイワナと鮎の塩焼きも美味かった。イワナの骨酒も好評だった。
明けたついたちの今朝,我が家から500メートルほど下にある魚市場で朝市があり,これにもこぞって出かけ,めいめいに魚を買い求め,帰って行った。


3月25日(日)晴れ
ホームセンターの売り出しをねらい,椎茸の種菌を買った。先々週,町内の人と荒神社の樫の木を剪定した際,枝の太い部分をもらったので,それに種ゴマを打ち込んだ。ほだ木として10本くらい。樫の木は堅いので椎茸が生えるまで2年はかかるかもしれない。
日陰になるところへ並べた。

日本ミツバチもさかんに蜜と花粉を採集している。


3月21日(水)晴れ
天気のよい彼岸の中日だった。
農協から届いていたミカンの苗木3本をやっと植えた。本当は福田さんのされている天地返し深耕を行って植えるのがいちばんいいのだが,ちょこちょこっと穴を掘り,植え終えたという感じ。山の畑なので水やりもままならない。近々雨が降りますように

U野さんに今年もタラの枝をいただき,バケツの中で発芽させることに
植物と思えないほどの豊かなあの味と食感を待ちわびることにする。バケツの水は二日ごとに換える。
ただ,ネコに新芽をなめられないように見張らねばならない。


3月18日(日)晴れ
「18きっぷ」の2枚目を使い,尾道へ
晴れているが風は冷たい。目的はシソ昆布を買うことだったが,せっかく来たのだから,駅でもらったパンフレットを頼りに,尾道の古寺めぐりをすることにした。猫に出会えるかもしれないという思いもあった。
駅の近くのお寺から順路が標され,全部巡ると25か寺もある。坂の町,尾道に建っているのだから,寺まで上がったり下りたり相当の距離を歩くことになる。道は細いながらも整備されており,港を見下ろしながらの快適な散策だった。サクラのころはもっと訪れる人が多いだろう。今日は彼岸の中日を前にお墓の掃除をしている人々を見かけた。
全部は回れなかった。というより歩きくたびれて,シソ昆布を買う方に急いだことになる。
猫も寒いのかあまり見かけなかった。


3月10日(土)晴れのち曇り
アンズやサクランボの花が満開である。
ミツバチも元気に花粉や蜜を集めている。なんだかうれしい!

通勤途上にある西川緑道公園も春めいてきた。赤い花桃と白木蓮が開き始めた。
木蓮が終わるとサクラが咲く。



3月3日(土)曇り
今年はJR発足20周年ということで「青春18きっぷ」も,当時の値段で5回分8000円となり,得した気分でとても気持ちがいい。
さっそく今日はこれを使って,高松まで行ってみた。高松駅のすぐそばのサンポート高松ではフラワーフェスティバルという「花」にちなむイベントがあった。屋外ではラテン音楽の演奏もあり,花祭りを盛り上げていた。

デパートではRSKの番組「VOICE21」で取り上げられた食べ物などの出店でにぎわっており,新見のラーメンを食べた。

さらに高徳線のワンマンカーに乗り,志度駅へ下りた。歩いて5分ほどのところに八六番札所「志度寺」がある。チンチョウゲの香りが春の風に乗って漂って来る。
堂宇の横には五重塔がそびえる。境内のやぶ椿やボケの赤い花が彩りを添えていた。