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12月29日(月)鳥取倉吉は晴れ
買い物ツアーのお誘いがあり便乗。払暁の180号線を走り,県北に向かう。途中真賀温泉に入った。湯温は少し低いが泉質は岡山県一という(友の弁)。確かに湯はさわりがなめらかで,じっくりとつかると体にとてもよく薬効がしみてくる感じがする。
そして,蒜山の雪景色の中を通り抜け,鳥取は「赤崎」道の駅の海鮮市場に到着。市場は年末の食材を求めて大勢のお客でにぎわっていた。
ズワイガニ,ぶりなどがちょうど旬であるが,いずれも高い。
本物は買えないが親ガニ(雌ガニ)はとても安い。友によるとこれの味噌汁は絶品という。昼の定食についていた味噌汁のうまいことうまいこと。これは買わなくちゃと思った。ヒラマサのアラも買った。
帰りは関金温泉に入った。ここもひなびたいい温泉である。
温泉の近くで野いちごを見つけた。この寒い時期に赤く実をみのらせ,とても甘い。家に持ち帰り,ネットで調べると「冬いちご」と同定できた。残雪の中で赤く光っていたので宝石のようだった。


12月28日(日)晴れ

今年は,餅つきを今日行った。
餅米は「ひめのもち」というブランド米であるが,水への浸し方か蒸し方がまずかったのか,うまくいかなかった。
もう一度明日搗き直すことになった。

正月にネコとごろごろしながら読もうと思う本を探してきた。やはり一押しは,「このミステリーがすごい」とあった伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』(新潮社)と思い,ハードカバーを買った。もう1冊。永井するみ『希望』(文春文庫)。ちょっと重そうだがこの人のミステリーも好きで久々にお目にかかる。しかしいつもの積ん読になるだろう。


12月13日(土)讃岐は晴れ
お四国参りに行った(正確には連れて行ってもらった)。
87番と88番の札所。この二カ所のお参りをすると途切れ途切れながらも,すべての札所を巡ったことになる。
瀬戸大橋を渡り,一気に87番へ向かう。ETC装着のおかげで土日の高速道路はかなりの割引料金である。まずおかげがあったと思う。
87番札所は長尾寺。札所にはめずらしく天台宗のお寺だった。我が家の宗旨も天台宗なのでうれしい。初冬の境内は人も少なく,落ち着いてお参りができた。それでも参拝者が続き,熱心な団体の人たちが来られた。お経もすべて暗唱しておられ,おもわず側に立って唱和させてもらった。
88番へ向かう途中には,道の駅があり下りたっては地域の特産物をついつい買ってしまう。運転手が買ったのは「ゆず酢」。寿司酢に使うと香りがいいらしい。
いよいよ結願の札所だが,大窪寺は切り立った山腹を背にして建ち,堂宇を連ねていた。その名にふさわしく,金剛杖をおさめる所もあり,多くの参拝者が結願の感慨にふけっていたように思われた。
わが納経帳の御朱印も埋まり,ただ感謝の気持ちでいっぱいである。


12月7日(日)晴れ
今朝は寒かった。初氷かも知れない。サボテンがかなり傷んでいたし,昨日まで寒空の中でも咲いていた皇帝ダリアが今日は霜にやられて見る影もなくなっていたとか(師匠弁)。
それでも,我が家の椎茸は健気にも大きくなっていた。クルミのほだ木はかなり朽ちているが,ナメコも芽を出している。椎茸は鍋に,ナメコは味噌汁に使える。
午後から,今年最初の忘年会に。友の手料理で鴨鍋と鮎の甘露煮,けっけの南蛮漬けなどなど,珍味を堪能した。


12月1日(月)晴れ

今日から師走。気ぜわしい月だが,夕方の西の空には楽しくなる星の配置が見られる。月,木,金と三つの星が大接近,ひときわ明るく輝いている。あわててシャッターを押したが,まともな写真がない(きれいな写真はこちら)。冬は空気が澄んで星がとてもきれいに見える。
流星群の極大もあるのだろうか。


11月30日(日)晴れ
昨日に続き今日も穏やかな天気だった。日も陰るときがあったが,ミツバチは枇杷の花に頭をつっこみ,蜜と花粉をせっせと集めていた。白いサザンカにも集まっていた。

ネコたちものんびりしていた。

午後から観劇に。浅田次郎原作『天国までの百マイル』(劇団文化座)だったが,挿入歌の「500マイル」がなつかしく,のどの奥を酸っぱくしながらずっと口ずさんでいた。ブラザース・フォアピーター・ポール&マリーがカバーした名曲で40年以上も前のこと。
♪If you miss the train Im on, you will know that I am gone・・・・・・・♪
芝居にも感動した。
yoshikoさんは楽屋にお通しとして,ママカリ寿司を持って行き,俳優さんにたいへん喜ばれた由


11月23日(日)晴れ
暖かい陽ざしの下で蜂の巣箱を作った。用材は確保していたのだが,なかなか取りかかれなかった。
ベテランの巣箱をまねて,部材を今回はバーナーで焼いてみた。焼き板にすると風雨に強いというし,スムシの予防になるのではないかと思う。
ガスバーナーで焦がし,水洗いをしながらタワシでこする。
遠目にはいいできばえに見える? これを待ち桶にして,蜂が果たしてやってくるだろうか,楽しみである。

次郎柿が赤く色づいているが,まだまだ葉っぱは青い。この柿はとても甘い。



11月15日(土)晴れ
天気がくずれる予報なので,家族の協力を得て懸案の芋掘りを行った。
夏の干ばつと手入れなしの無頓着の結果であるが,やはり全体的に収量は少ない。
しかし,ビニールマルチのおかげでイモヅルが草に埋もれてしまうということはなかった。
そこそこの収穫を紙袋に詰めて担いで,山路を何往復かした。
鍬で切ってしまったイモは蒸かしイモにした。
皇帝ダリアが青空にむかっって勢いよく咲いている。


11月3日(月)曇り

今年は柿の当たり年なのかいずれのものも豊作である。渋柿は干し柿にしている。甘柿はとてもあまい。

ネコたちも秋の夜長をのーんびり?


10月28日(火)晴れ
秋も深まったようで,朝晩は少し冷える感じとなった。
職場への行き帰りに通る西川緑道公園の木々も秋の装いを始めている。落葉樹の葉はまだ青いが,常緑樹のマテバシイのドングリが歩道に落ちている。踏みつぶされるのが忍びないので,行き帰りに少しずつ拾っているとけっこうな量になった。
これを土に埋めると春には芽が出るだろう。
最近は樹木をミツバチの蜜源花として意識するようになった。5.6月に咲くマテバシイの雄花にニホンミツバチが群れていた。
このドングリは生でもたべられるので,昔は救荒作物としても植えられたという。

備前焼まつりで見た,老爺柿の生けられた花器。


10月19日(日)晴れ

福田さんよりフクベリーの苗が届いた。福田さんが作出された新品種である。福田さんのおうちに2年前におじゃました時(平成18年10月6日)も原木にまだ実が付いていた。とても甘かったことを覚えている。
とりあえず植木鉢に植えて管理する。最近ブルーベリーをぞんざいにしているので反省している。いつもの,ぞんざいていねいというもので困ったことだ。


9月28日(日)曇り
厚手のシャツを着ないと朝は肌寒いくらいとなり,スポーツの秋だというのにごろごろするばかり。

マイブームは伊坂幸太郎。『オーデュポンの祈り』(新潮文庫)でおどろいたが,『ラッシュライフ』(新潮文庫)にもおどろいた。通勤の行き帰りだけで読んでいたが,ごろごろする機会に読み終えた。これまたシュールなものだった。時間が前後する展開の中で断片的な超現実的ストーリーがつながっていく。とてもうれしい気持ちになり元気が出てくる。この人は若くまだまだすごいものを書くだろうと思う。

寝ころんでいてもスズメバチの襲来が気になる。特製ジュースでおびき寄せるトラップも作ったが,昨年は粘着マットの方が効果があったのでこれを置こうと思うが,これには囮が必要で,1匹目を網で捕らえるのが先決となる。うまくいかない。

9月23日(火)晴れ
この日曜日にかなりの雨があり,畑も潤った。山の畑に行ってみる。落花生には先日防鳥網をかぶせたのでカラスの被害はないようである。
雑草に埋もれており,株がよく見えない。2株掘ってみたらまずまずの実の付け方。さっそく塩ゆでピーナツにして味わった。これを味わうために作っている。ピーナツはこの生の塩ゆでが最高だ。
サツマイモの試し堀をするも一株から1.2本しか出てこない。
西洋カタバミの濃いピンクが可憐


9月8日(月)晴れ
やはりお彼岸までは残暑が続くのだろう。
職場に行く途中の西川緑道公園ではツクツクボウシが1匹寂しげに鳴いていた。
草むらの虫の鳴き声はいちだんと大きくなった。
我が家のスズムシたちも絶好調である。人が眠るにはちょっときついくらいなので,カゴは隅の方に追いやられている。

yoshikoさんは,先日の演劇鑑賞会パーティーにゲストで来られた役者たちが出演するミュージカルの鑑賞にいそいそと出かけている。

今夜はネコをあぐらの上に載せて,虫たちの合奏を一人で鑑賞することにする。


8月23日(土)明け方久々の雨

屋根をたたく雨音をほっとしながら布団の中で聞いた。まとまったお湿りとなったのは一ヶ月ぶりのように思う。とても涼しい。
畑の地這いキュウリの苗も息を吹き返したよう。
だが昼前には日が差し,元の暑さとなった。

午後から演劇鑑賞会の記念パーティがあり,同じ会員であるW氏と出席した。ゲストに劇団の俳優さんが来られ,鑑賞会発足20周年を祝った。アトラクションのくじ引きで前進座俳優の寄せ書き色紙が当たった。うれしかった。

今日は地蔵盆。母と参ったが行事は終わりに近く,ほかの人のお参りもまばらだった。かつてはお地蔵様といえば夏休み最後のイベントで,子どもらがお接待を目当てに賑やかに集まったものだ。お接待の内容も変わり,塩せんべいではなくポテトチップスだった。これもちょっとさみしい。


8月18日(月)津和野は晴れ19日(火)津和野は朝雨のち曇り
夏季休暇をもらい,あこがれの安野光雅美術館を訪ねた。
津和野も暑かったが,田んぼの稲の穂は,はや垂れ下がっており,青野山の麓はさわやかな風が吹いていた。
安野光雅美術館は津和野駅のすぐ前にあり,同氏の多くの作品が展示されている。行きたい行きたいと思っていたのでうれしかった。別館には昔の木造教室があり,しばらく木のイスに座ったりしてその感触を楽しんだ。「プラネタリウム」の上映もあり,いっとき夢の世界へ(ほんとうに寝てしまった)。
ちょうど駅にはSLが到着し,写真を1枚。これも幸運だった。
駅から西にある,明治になってから迫害された長崎大浦のキリシタン殉教の地,乙女峠マリア聖堂にも参った。
翌日,バスによるミニ観光があり,津和野の町が一望できるスポットに行き,町を見下ろしながら運転手さんの説明で歴史を学んだ。


8月16日(土)曇り
ずうと日照りが続いており,今日こそは降ってくると思ったが結局はポツリともしなかった。
それでも朝晩は風があり,少ししのぎやすくなった。
ネコたちもちょっとバテ気味


8月5日(火)晴れ
夏休みといえば宿題。遠い昔の悪夢が思い出されるが,ごろごろする休みとなりそうだから,まず積ん読。
重松清「ブランケットキャッツ』と『みぞれ』,伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』,井上ひさし,和田誠(絵)『イソップ株式会社』,ランディ・パウシュ『最後の授業』,畠山重篤『鉄が地球温暖化を防ぐ』,井上香緒里『パワーポイントスライドデザイン辞典』。
読書感想文を書けないまでも読了が目標?無理無理。
むしろしっかり読まなければならないのはパワーポイント・・・

8月3日(日)晴れ

朝から陽ざしが強く,煎られるような発火寸前の暑さである。
ミツバチの我が家で第1号の巣箱がスムシにやられた。採蜜後の様子がおかしく,やはりスムシの巣と化していた。ミツバチたちはすっかり逃げ去っており,巣箱の中はスムシがうじゃうじゃ。ぼろぼろになった巣をかきだし焼却した。目下の研究課題がスムシ対策だ。ミツバチ研究会(W氏3姉弟)に報告して対策を考えてもらうことにした。
それでも,健気なミツバチたちは夏の蜜源を求めて炎天下を飛び回っている。ゴマの花にたくさん来ていた。ちょっと名前がわからないが珊瑚樹の仲間と思われる木の花にも飛来していた。

いまでは珍しいことになってしまったアブラゼミ(玉島では松皮(まつかわ)という)がオニグルミの木にとまっていた。


7月20日(日)晴れ
昨日の夕立でほんの少し湿った土もあっという間に乾いた。
朝ちょっと日向で土を掘り起こしただけなのにダウン。

7月13日(日)曇りのち晴れ
朝方は曇っていたのでこれ幸いと思い,山の畑のピーナツを見に行った。落花生というのだからビニールマルチをしたままではまずかろうと,2条に植えた真ん中よりマルチを左右に開くように剥いでいった。豆となる子房柄なるものが,すでに土の中に突き刺さろうとしている。ほんとうは客土してやればピーナツの苗も喜ぶのだろうが,マルチを剥いで周りの雑草を取るだけで精一杯。日が照りつけだし,這々の体で逃げ帰ってきた。

ブドウの緑枝接ぎを試みていたキャンベルアーリーの芽が動き出した。来年は安芸クイーンの木に,懐かしのキャンベルがみのるかも知れない。


7月6日(日)晴れ
前夜,弟から誘いがあり,船着き場の桟橋から夜釣りをした。船で出て行かなくとも,スズキの大物が近場で釣れるという情報があり,事実,先日弟はハネを釣ってきていた。素人でもセイゴなら釣れるだろうというので出かけて行った。
海風が心地よく,昼間の蒸し暑さが嘘のようだった。雲の切れ間から星も顔を出している。
電気浮きがぐっと沈むと竿をまっすぐ上に立てるように引けといわれた。じっと赤い豆粒のような光を目で追うがなかなか引かない。
すでに弟ともう一人の釣り人は,ハゼやらセイゴをあげている。
この日の明け方が大雨だったので,水門が開放され川からのゴミ芥がしきりに流れてくる。それに浮きが当たり,引きの目安を狂わせるのだと思ったが,結局は一度もあたりはなかった。ザ,ボーズ。当たり前か。それでも涼しいひとときを過ごせたのでよかったよかった。
弟たちの成果は,チヌが2匹,セイゴが5匹,ハネが4匹,ハゼが2匹。ちなみにセイゴというのは25センチ前後で,それを超えて60センチまでをハネという。60センチくらいがつれないとスズキとは呼べないらしい。いわゆる出世魚。シーバスともいう。
釣果はすべて引き受け,刺身と焼き魚と煮魚になった。

待望の採蜜となった。yoshikoさんに手伝ってもらい,最上段の箱を切り出した。琥珀色の蜜が見える。蜂さん,ごめん。蜜を失敬します。